スピード違反レター 例 1、2

車を運転していたら急に右前方または左前方でピカッと光った...。あわててスピードメーターを見てみると、あっ、スピード違反だ!さてどうしよう...。どうすることもできません。警察から届く手紙を待つしかありません。(運がいいとそのお手紙が来ないこともたまにあります。機械の不具合等です。)

 

さて警察から手紙が届いたらどうするか。その対処方法を二つの例にて説明いたします。どこの所轄の警察署かによって(下の例はGrevenbroich/Rhein-Kreis Neuss)多少スタイルは違いますが、届くお手紙には大きく分けて2種類あります。最初手紙で罰金の金額が明記されていて振込用紙も同封されている場合があります。その場合は、スピード違反を認めるのであれば振込用紙をそのまま利用するか、用紙上の振込先の情報を参考にして罰金を支払えばそれで終了です。送金の時には、何の件での支払いかが分かるように必ずAktenzeichenを明記してください。

 

下の例のように罰金支払いの指示もなく、振込用紙も同封されていないことがあります。その場合はスピード違反を認めるか否か、そしてその時に誰が運転していたかを回答します。下の例のようなお手紙に振込用紙が同封されていることがあります。その場合はスピード違反を認めれば罰金を支払い、異議があって罰金を支払わない場合は添付の回答用紙にその旨理由を明記して返送します。

 

下に続く例1も、例2も、共に全3ページです。例1の場合は最初のページが証拠の写真と詳しい内容、次のページがもしそれを認めない場合に返事をするために用意された手紙、最後のページが認めて罰金を支払う時に使う振込用紙です。例2の場合は、1ページ目がお知らせの手紙、2ページ目が当時誰が運転していたかを記入して返送するページで、3ページ目が証拠写真です。証拠写真のドライバーが誰であるか分かりにくい場合も、最終的には車の所有者に責任が追求されていきます。

 

 例1: Düsseldorf市の場合         画像を拡大するにはここをクリック↓↓  

 

 例2: Grevenbroich市の場合      画像を拡大するにはここをクリック↓↓  

23.10.12 JH