駐車

ドイツではたくさんの車が道路わきに駐車してあるのを見かけます。それらは公の駐車スペースで無料または有料で駐車できます。無料で駐車できるのか有料なのかはそこに立っている道路標識によりますので、下に続く説明をお読みください。駐車禁止の場所に駐車をした場合、意外と早くレッカーで持っていかれてしまう場合もあります。それらの費用は全て自己負担となり高額ですのでご注意ください。 

 

デュッセルドルフの町中の住人には特別な駐車券があります。

詳しくはこちら

 

無料駐車スペース

2 Std. と書かれてある駐車場は、書かれている時間内(この場合は2時間)に無料で駐車することが出来ます。自動車を駐車した後、Parkscheibe(駐車場へ来た時間が分かるカード。説明は下に続く)を車内のフロントガラスの見えるところに置きます。

 

この標識の場合は、平日月曜日から金曜日の10時から17時まで、土曜日の9時から12時まで、2時間の無料駐車が可能です。時間を超えると取締りの対象になります。

 

有料駐車スペース

2 Std.の代わりに、mit Parkscheinと書かれてある駐車場はその下に書いてある時間帯のみ有料です。近くにある駐車券自動販売機からチケットを購入し、運転席のダッシュボードの上など、外から良く見えるところにそのチケットを置いて駐車します。

 

写真の場合は、平日月曜日から金曜日の10時から17時まで、土曜日の9時から12時までが有料で、それ以外の時間帯は無料で駐車することが出来ます。

 

Parkscheibe (パークシャイベ)

ガソリンスタンドや大きなスーパーのカーアクセサリー売り場で売っています。矢印に合わせるのは駐車をスタートする時間です。

 

写真の場合、駐車を始める時間が1:00(または13:00)となります。数字が12までしかないので、例えば24時は12時、6時は18時を兼用します。

駐車券自動販売機には、標識に書かれてある内容と同等説明があります。

上記の場合は最初の30分間は無料、それ以降30分ごとに25セントの料金がかかってきます。30分の無料の時間帯のみ駐車したい場合でも駐車券は必要です。駐車券は車のフロントガラスに見えるように置きます。

 

ドイツの路面に設置してある駐車券自動販売機は一般的におつりが出ません。駐車したい時間分のお金を入れてチケットを購入します。

 

有料駐車場で駐車する時間帯が決められている場合もあります。

 

 

 

左のタイプの機械の場合も、機械に料金が表示されています。この写真の場合、日曜日と祝日は不要(無料)、月曜日~金曜日の9:00~11:00が30分間で45セント、11:00~18:00が30分間で95セントとなります。それ以外の時間帯は無料です。最長2時間分までで、それ以上はコインが返却されます。

 

詳しい使い方は下記をご覧ください。

 

矢印1. のところに駐車したい時間分のコインを投入します。コインを投入すると下の写真のディスプレーの矢印の所に、何時まで駐車可能なのか時間が表示されます。2時間を越える分のコインは返却されます。

 

支払い(コインの投入)が終わったら、矢印 2. の緑色のボタンを押すと下の方のポケットに領収書兼パーキングチケットが印刷されて出てきますので、それを運転席のコックピット上部(スピードメーターの上の辺り)に外から見えやすいように置いておきます。

 

間違えた場合は矢印 3. のボタンでキャンセルします。

9.10.12 EK8