洗剤について

ドイツで初めて日用雑貨品を買おうとする時、洗剤の種類の多さにびっくりすることがあります。ここでは簡単に洗剤の種類を説明します。


Waschmittel, Waschpulver 洗濯洗剤   Weichspüler 柔軟剤

 
Vorwaschspray  頑固な汚れを洗濯する直前に使用する。(ワイシャツの襟など)

 

Hygienespüler  殺菌作用のあるリンス剤。柔軟剤と一緒に使う。
 匂いの気になる洗濯物に。

 

Feinwaschmittel  毛物やおしゃれ着用洗剤
 
Spülmittel, Hand Spül  食器用洗剤(手洗い用)
 
Geschirr Reiniger 食洗用洗剤(食洗器用)Tabs と Pulver がある。

 

Klarspüler 食洗器用リンス剤   Salz 塩(食洗器用と食用同じ名前)

 

Putzmittel 掃除用洗剤   Spülung リンス(髪)

 

Creme Dusche, Pflege Dusche ボディーソープ

 

 

旅行で何日か洗っていなかった洗濯物や、真夏の洗濯物。 匂いがなかなか取れないことがあります。そういったときに使うのが、Hygienespüle。特にお勧めがこちら。

 

SAGROTAN

かなり強力に匂いを落としてくれます。柔軟剤と同じところに適量入れて使用します。

 

日本の食器は手で洗わなければならないものが多くあります。そこで、いろいろ試した結果、お勧めの食器用洗剤を紹介します。

 

Frosch

ドイツでおなじみのFroschの食器用洗剤です。いろいろな種類がありますが、お勧めはアロエ入り。手が荒れにくくなります。ちなみに、こちらの柔軟剤もお勧めです。

 

ディスカウントスーパーの食器用洗剤は安いですが、肌の弱い人はすぐに荒れてしまうのでお勧めできません。

 

 

洗濯の時の注意点

洗濯機は温度設定が出来るようになっています。衣類を洗濯する前によく確認するようにしてください。大抵の衣類は30度で洗えるようになっています。殺菌したいもの、たとえばオムツ換えのときに敷いているタオルなどは90度で洗うとよく殺菌できます。ただし60度以上の高温に設定すると衣服が縮んでしまいます。乾燥機も衣服の縮む原因となります。

 

洗濯機の選択所要時間が日本よりも長いので、時間にゆとりを持って洗濯してください。ドイツ人は静粛を好み、Ruhe Zeit(静粛時間)である13:00から15:00まで, 22:00から朝7:00まで、そして日曜日は洗濯機のようにモーター音の出る家電は原則的には使用禁止です。掃除機も同様です。

 

ただし、建物の構造や隣接する住人(年齢や性格、耳の不自由等) によっても大きな違いがあるので、お隣さんに聞いてみるのが一番ですが、実際に一度やってみて様子をみるという方法もあります(うるさいと思われる場合はすぐにクレームが来ます)。