ドイツの税関

日本の郵便局から荷物を送ったのに届かず、ドイツ語で手紙が届いた時にどうしたらよいか...

 

危険物や麻薬など、密輸を防いだり、あるいは課税の対象物が入っていないかどうかを調べるために、日本の郵便局から送られてくる小包が時々ドイツの税関(ZOLL) で止められてしまいます。

 

その場合には税関(ZOLL) から写真のような手紙が届きます。

 

 

このような時には届いたその手紙とパスポートを持って指定の税関まで行かなければなりません。届いた手紙を見せると小包を出してきてくれますので、それを自分で開けて中に何が入っているかを見せます。

 

中に怪しいものなど(*) が入っていないかどうかが調べられますが、それと同時に課税の対象となる物が入っているかで課税の対象となれば納税、そうでない場合はそのまま受け取ることができます。

 

* 危険物や麻薬、薬品などの輸入禁止物、あるいは課税の対象となる物など。

 

日本の郵便局から送る時に、内容物が何であるか印を付けるところがありますが、その中に贈り物というのがあります。

 

その贈り物に印を付けて出すと、どの税関でも最もスムーズに通関できています。内容物を列記して、各金額を記入しますが、納税額はその金額が元になりますので、中古の物を送るにもかかわらず、新品の値段を記入してしまうとその金額に基づいた納税を求められてしまうのでご注意下さい。

 

中古の物の金額は、その価値という意味ですので、古ければ古いほど価値・金額が下がることになります。

 

デュッセルドルフ中心部の場合の荷物を取りに行く税関の住所:

Hugo-Viehoff-Str. 82

40468 Duesseldorf