ドイツで快適クッキング ⑥私の必需品(3)

PaprikaPluver粉パプリカ


粉のパプリカ(辛くないタイプ)は南欧や東欧家庭料理によく使われますので大きめのものを用意しておくとお料理のレパートリーが広がり便利です。ドイツでは、ポテチ、スナック菓子、肉料理香辛料として多用されており、一種の‘うまみ促進’食材であるようです。
パプリカを使ったいわゆる「Oma(おばあちゃん)のレシピ」については別途書きます。

りんご+しょうが+ニンニク

りんごは古今東西、果物としてだけではなく“うまみ促進”食材として煮込み料理やハーブ、ソースの材料として使われています。ソースに丸みとほのかな酸味と甘味をつけたい時に最適な食材です。粉っぽいりんごに当たってしまったときでも立派に用をなしますので、常備しておくと便利な果物です。

 

アラブ食材店などで新鮮なニンニクが売っています。ひとかけが通常手に入る半乾燥ニンニクの2倍以上あります。香りがマイルドな優れものです。りんご、しょうがのすりおろしで煮込み料理のコクがアップします。ドイツの香りの弱い食材ですと、つい味の強いMaggiなどFix-Sosse(インスタントソース)に頼ってしまいますが、なるべく自然食品で味の物足りなさを補い、味に深みをつけるよう工夫をしています。