ドイツで快適クッキング① ミネラルごはん

白米だけでは「低栄養価」「高GI値」「腹持ち悪し」ということで、我が家では雑穀やひきわり大豆をいれたミネラルご飯を作ります。こちらで手に入るお玄米はおいしくないし、手間がかかり、家人は喜ばない、米飯中心のわんちゃん達のウケも悪いので、あまり食卓に登りません。


日本で有機雑穀は比較的高価ですが、ここドイツでは(;゚Д゚)!驚愕の安さ。これを利用しない手はないでしょう! 雑穀類はスーパーの健康食品コーナー、Reform Haus、Bioショップなどで500g入り平均3EUR、安く手に入ります。

 

 

あわごはん

 

白米の味を損なうことなく食感も気にならない粟(Hirse)はミネラル栄養価、食感、見た目にも優れています。黄金のごはんが炊き上がり、こころもち「もちっと」した食感になります。

 

レシピ:白米2合に対して粟を大さじ1~2くらい入れて一緒に洗い、水加減は普通のまま30分ほど浸水します。通常の白米スイッチをいれるか、白米の要領で鍋で炊きます。

シンプルな塩にぎりにして、お子様のお弁当にも

大豆ごはん

 

ひきわり大豆はBioのお店で見つけました。(Amazonなど通販にて500g 3EURくらいで買えます)大豆はタンパク、必須アミノ酸、うまみなど良いこと尽くしの食材で、ごはんにわずかな甘みをつけます。白米だけを炊くのに比べてミネラル値は上がり、GI値はぐんと引き下がるようです。これでひきわり納豆も簡単にできますので、別途紹介しますね。


レシピ:白米2合に対して大豆を大さじ1~2くらい入れて一緒に洗い、水加減は普通のまま2~3時間浸水します。通常の白米スイッチをいれるか、白米の要領で鍋で炊きます。

甘栗ごはん

これも後述しますが、感激サイズの甘栗が、感動的低価格でアラブ系食料品店で売られています。

作り方は至極簡単、お米をといでしょうゆとお酒をホンの少し足し、甘栗を入れてスイッチぽん。栗がブラウンに仕上がりますが、風味は間違いなく栗ごはん。前述のあわ(Hirse)を入れると、彩りが良くなります。

アマランサスや大麦、キノアのリゾット

 

体によいといわれている雑穀、アマランサス・大麦・キノアの3種を使ってリゾットを作ります。雑穀はごはんと一緒に炊かずに別にミルクで煮ておき、後で冷やごはんを投入します。雑穀のプチプチでモチモチとした食感が楽しめるリゾットです。

 

雑穀を水につけて戻します。ミルク(普通脂肪)と水を4:1の分量で混ぜて温め、煮立たせないようにゆっくりと煮ます。柔らかくなったら冷やごはん、追加のミルク、スープの素などを入れてさらに温めます。お好みの仕上がりで火を止め、塩・パルメザンチーズとパセリでフィニッシュ!

 

ミルクは素材の強い香りを和らげてくれますので、私のレシピには下調理用によく登場します! 幸いドイツでは長期保存の牛乳が安いので便利この上なし。

カシューナッツの超簡単エスニック・チャーハン

 

パラッとした仕上がりになるインディカ米をエスニック・チャーハンにしてアラビアンナイトなライスをいかが? 材料は、Lidlで揃います。

 

材料は写真のカシューナッツ・スナック、牛挽肉、青ネギ、オイルと冷やごはん。このカシューナッツがあまりに塩辛くピリ辛で、そのままで食べられん…ということで、この味をエスニックチャーハンに生かすことにしました。 (でも私は減塩嗜好なので、普通の方には塩やお醤油を足す必要があるかもしれないです)


テフロンのフライパンか鍋に油にオイルを引き、青ネギ、牛挽肉(または鶏肉こま切れ)を水分が出ないように強火で炒めます。良く火が通ったらカシューナッツを投入、ナッツの調味料が牛肉に移るように炒め、最後に冷やごはんを入れて塩味を調整します。お好みでコレアンダーかイタリアンパセリのざく切りをちらして。