ドイツで快適クッキング⑮ お雛祭りのピンクちらし寿司

今年の冬は短く終わりそうでよかった~と思ったら、近くの湖水はいまだにこんな分厚い氷が張っていました。

3月のお雛まつりに合わせて、こんなレシピを作りました。旬の生ビーツや野菜とニシンを使ってつくる簡単なお寿司です。下ごしらえに時間がかかりますが、簡単でセクシーでヘルシーな変わり寿司です。

ピクルスなどの空き瓶を良く洗い、市販の寿司酢と生のしょうが数切れ、昆布を入れます。

生ビーツ、ニンジン、コールラビ、キュウリは皮をむいて薄切り、クッキーの型でくりぬきます。それぞれの野菜を漬けこみます。

Bismark Heringをビンから取出し、さかなだけを水1:寿司酢2の割合でうすめた液につけこみます。しょうが、昆布、とうがらしなどを一緒につけこむとより風味が良くなります。

これらの漬けこみビンはすべて冷蔵庫で一晩以上寝かせます。

 

食べる当日にご飯をたき、たいたご飯とビーツを漬けた酢、他の野菜素材を漬けた酢を混ぜてお好みの色にご飯を染めます。日本米以外のお米を使用する場合、少し砂糖をたして甘めに味付けをすると美味しいと思います。

 

また、お魚の代わりに錦糸卵などをプラスして、ライスサラダ風にパーティ料理にしても。

ビーツの色は移りやすいので、盛り付けの場合は一番下に置くか、すべての素材に色がつかないようにデコレーションを工夫してください。

 

寿司酢漬け野菜

 

この寿司酢にたとえば生コリアンダーを一緒に漬け込むと、南アジア風エスニック酢漬けができます。また、ターメリックとマスタードシード、クミンですとインド風に仕上がります。ぜひお試しを!